福岡博多のダイエットトレーニング トレーニングは体を治す??
公開日:2020.01.31 | ダイエット |
福岡博多の格安パーソナルジムのトータルケアラボです
ダイエットトレーニングを頑張る皆さんに役立つ情報を発信していきます!
トレーニングって言葉にはたくさんの意味が含まれていて、一言で鍛えるって言っても種類がたくさんあるんだよ!ってお話を前回させていただいたと思います。
そのブログを読んでくださったお客様から、確かに鍛えるって大切だけど奥が深いよねー。私もダイエットしに来たけど肩こり治ったもんね!って会話が実はあの後起きたんです。
私たちトレーナーにとっては当たり前の会話だし、そりゃそうですよ!肩こりひどいって言ってたから治るようなメニュー組んでますもん!って思うのですが、よく考えたらこれってすごくお客様にとっては違和感があるそうなのです。
考えていなかった価値がジムにはあったという付加価値ですよね。
嬉しいんだけど想定していなかった効果が出たってところになってきます。
なるほど、これはブログの記事にしていいなと思ったので今日はそのお話をしていこうと思います。
目次
■筋力トレーニングの効果
■基礎代謝を増やしていく
■体のラインを作る
■体を整える
■筋力トレーニングの効果
筋力トレーニングの効果には大きく3つに分けられます。
1.基礎代謝を増やしていく
2.体のラインを作る
3.体を整える
この3つの効果を狙ってジムに入会したり、筋力トレーニングを頑張っている人って少ないと思います。
だって、人が筋力トレーニングをするときの目的って、メカニズムなんて気にしないですもん。
女性が痩せたいと思ってダイエットトレーニングを頑張るときっていうのは大抵痩せたい、細くなりたい、体重を落としたいのこの3つの想いから始まることだと思うんです。
そこに基礎代謝を増やしたいとか、ラインがどうこうとかっていう気持ちは入ってないと思うんですよね。
男性も痩せたい、身体を作りたい、筋肉を増やしたい、マッチョになりたいとかとかそういった思いで筋力トレーニングやダイエットトレーニングを頑張るわけです。
筋力トレーニングを頑張ろうと思っている人にはメカニズムは関係ないんです。
しかし、みなさんの想いを成就させるには筋力トレーニングのメカニズムが関わってきます。
だって理論立ててやらなきゃ科学的根拠がなきゃ、落とし方や減らし方が分からなきゃ失敗しちゃいますから。
そもそもの筋力トレーニングは大昔からあったのですが、ウェイトトレーニングが科学的にしっかりと立証されてブームを起こした時期があります。
筋力トレーニングもウェイトトレーニングも大昔からあったんですよ??
しかし、歴史の中でウェイトトレーニングが実際に科学的根拠をもって活用されたのはいつからなんでしょう??
勿論諸説ありますが、私の勉強してきた中でウェイトトレーニングが科学的に研究が進んだのは意外と最近のドイツ帝国がベルリン東西分裂を起こしていた1800年代後半から1900年代前半の中に始まるのです。
ウェイトトレーニングは医学先進国だったドイツ帝国から普及しました。
当時日本は医療技術を勉強するためにドイツ医学を勉強しに、お医者様はドイツに留学したりドイツから講師を招くなどして富国強兵に積極的に絡んでいったのです。
ドイツはベルリンは東西に分断されました。
西側は裕福な暮らしを比較的していました。資本主義や民主主義などの西側諸国といわれる文化が後押しされていきました。
東側はベルリンの壁が出来てから貧しい暮らしに陥ってしまったと聞きます。
ヒトラーの時代のことですね。
この時に西側では西洋的な医療を充実した状態で受けることが出来ました。
しかし、東側では万全な医療技術は望めないこともあったらしいのです。
ここで考えられたのが、皮肉にも今最も流行となっている「未病」という考え方です。
未病は医療技術が十分でなかった東ベルリンが、病院にかからなくて健康的でいるためには体が病気にならない状態を作っていこうということで基本的な指針の中で編み出された考え方になります。
この中で自己治癒力を高めようという話になります。
病気にかからないように自己治癒力を高めるためには免疫力を高める必要があったのです。
免疫力というのは人間の基礎体温に影響を受けます。
基礎体温が0.3度高まると免疫力は10%も高まると言われています。
免疫力を高めるためには体温を高くすればいい。
体温を高くするためには血流量を増やさないといけません。
血流量を高くするためには、血管を増やす必要がありますし、ポンプを大きくする必要もあります。
血管を増やすにも、ポンプを大きくするにも、運動が大切になってきます。
運動の中でも血管は筋肉の中に多く存在をします。
ということは筋肉を増やせばいい。
筋肉を増やすためにはどうしたらいい??
そうか、筋力トレーニングをすればいいのか!
筋力トレーニングをするのであれば、戦争に戦う兵士たちも強くなるはずだ。
じゃあ、力をつけてもらわなければいけない。
そうなると重量を負荷にした方がいい!
そうか、それなら重りを付けたトレーニング器具があればできる。
ってことで始まったのがウェイトトレーニングだと記憶しております。
当時は私は生まれてすらいませんけどね。(笑)
ここから分かるように筋力トレーニングであるウェイトトレーニングは未病の概念から生まれた医療技術の1つだったのです。
身体を引き締めたい、脂肪を減らしたいとかそういった願望をかなえるツールになったのはもっと後の時代になってからなんです。
■基礎代謝を増やしていく
さて現代ではウェイトトレーニングで基礎代謝というものが増えていくということが立証されています。
この基礎代謝は、先ほどの文章と被る所もあるのですが体温上昇に役立つと言われています。
妊娠活動=妊活を頑張られている方でも基礎体温を上げるということでウェイトトレーニングをされている方も多いです。
メカニズムの話になってしまいますが脂肪を落とす方法の1つにカロリーがあります。
摂取カロリー-消費カロリー=+-カロリー
の計算式は誰でも見たことがあると思います。
摂取カロリーは基本的には食事から摂取したカロリーのことです。
では消費カロリーは??
たまに間違っている人がいるのですが、消費カロリー=運動したカロリーではありません。
そうだとめちゃくちゃ運動しないといけない計算になって、世界のほとんどの人は太ってしまいます。
消費カロリーとは何もしなくても体がエネルギーを使う基礎代謝量と呼ばれるカロリーを消費しています。
消費カロリー=基礎代謝量+運動したカロリーとなっています。
つまりまとめると、
食べて摂取したカロリー-何もしなくても生きることに使われる基礎代謝量-運動で消費したカロリー=今日の増減カロリーという式になります。
基礎代謝量を増やせば運動量は少なくていいわけです。
つまり、基礎代謝量が増えるということは痩せやすくて太りずらいということになります。
とてもいいことですよね?
この基礎代謝量を増やしていくことがウェイトトレーニングでできてしまうのです。
消費カロリーは有酸素運動で主に燃えていきます。
30分走ったらだいたい150kcalくらいになりますが、毎日30分走ることはちょっと辛いですよね・・・
でも筋肉をつけて基礎代謝量を150kcal上げることはそんなに難しいことではありません。
トレーニングで筋肉をつけることで基礎代謝量が150kcal増えると、毎日30分ランニングして150kcal消費カロリーを稼ぐことと同じ効果があります。
なので、痩せやすく太りにくい体を作るためにもウェイトトレーニングがお勧めされるのです。
■体のラインを作る
ウェイトトレーニングの効果に体のラインを作るということがあります。
これは部分痩せという言葉でも認知されている方が多いような気がしますが、個々の説明をしていきましょう。
ライン出しには3つあります。
しかし、ラインの全体像は体のラインを描くことです。
太っている人は円形のラインになりますし、
スタイルがいい方は縦長のラインになるでしょう。
ライン出しの3つとは、
1.筋肉を肥大させて丸み、厚みを出す
2.筋肉を引き締めて、小さく、細くする
3.皮下脂肪を削る
の3つです。
今日はこれがメインの記事ではないので簡単に書きますけれど、
自分が挙上できる重量で最大の重量は1回しか上げられないです。
この1回しか上げられない重量のことをmaxといいます。
maxとは100%のことです。
逆に20回以上上げられる重量を75%と呼びます。
100kgがmaxの方は、75%にあたる75kgの重量は20回上げられるということですね。
重量が100%~75%までであれば筋肉は大きくなろうとします。
そこで厚みが出たり丸みが出てきます。
胸とか丸くて大きい方がいいですもんね。
逆に20回以上トレーニングを挙上していくと筋肉は引き締まっていきます。
マラソン選手と短距離の陸上選手の足を連想すると分かりやすいですね。
この100%か75%をコントロールしてウェイトトレーニングをしていくとラインが描くことが出来るのです。