【専門的】誰でも簡単にできる骨盤のチェックの仕方
公開日:2020.03.19 | ダイエット |
こんにちは!
福岡の博多にある格安パーソナルジム トータルケアラボです
ダイエットやトレーニングを頑張る皆さんに役に立つ情報をお届けしていきます。今日は少し専門的な内容で、もともとは専門家向けの動画紹介で作ったものなのですが。
これは誰にできるように簡単にして紹介していますし、だれでも自分の身体は把握しておいた方がいいかなと思ってブログでも公開します!
動画の方はこちらからどうぞ!
TCLの高品質オンラインショップはTCL WELLNESS SHOP
さて、今日の内容は骨盤を誰でも簡単に評価する方法です。
簡単に言えば骨盤のゆがみなどを知っておきましょうということです。
トレーニングをダイエットをする人はすると思います。
その中でケガをしないためにも骨盤は整えておいた方がいいと思います。
それだけではなく骨盤が整うとウエストが細く見えたりなど良いことも多いんですよ。
もともとこの動画はトレーナーやセラピストを養成するために作った動画になります。是非、みなさんも難しくはないので専門用語は置いといてやってみましょう!
※たびたび専門的な話になりますが、知りたい方もいると思うのでできる限り解説していきたいと思います。
まず、「アセスメントスキル」という言葉が出てきましたね。
トレーナーと一言で言っても、様々な能力が必要になるんです。
「アセスメントスキル」→体の評価
「コレクティブスキル」→体の修正、施術を指すことが多い
「コンディショニングコーチングスキル」→体の状態を上げるための指導技術
「ストレングスコーチングスキル」→パワーや体力を向上させる指導技術
「ニュートリションコーチングスキル」→栄養指導技術
「コミュニケーションスキル」→サポート技術
「プログラミングスキル」→メニュー作成やスケジュール作成技術
大きく分けてこの7つがトレーナーには必要となります。
今日はこの中の骨盤の評価を覚えていくわけです。
今日ご協力していただくお客様です。
骨盤の評価を早速やっていくことにします。
まずはヒアリングといって、基礎情報を聞き取りを行います。
病院で言う問診ですね!
整骨院に通っていますか??
骨盤のゆがみは気になりますか??
などを聞き取っていきます。
トレーニングにも役に立ちますからね!
骨盤は歪みを感じるというお客様。
実は骨盤に歪みを感じる方は多く、60%の方が自覚をされているのです。
自覚がありますという状態を「自訴がある」といいます。
この場合は必ず「コレクティブ」つまり、修正の施術などを行う必要があるのです。
さて、1つ目のチェックは骨盤の外旋評価です。
これは簡単に言うと骨盤が開きやすいかを見ていく評価です。
左右で開きやすさが違う方も問題ですし、両方硬いというのも問題となります。
まずは上向きで寝ていただいて肩幅で足を置いていきます。
脱力して寝ていきましょう。
その状態で自然と足を開いて開きやすさを左右確かめていきます。
もちろん自然体でチェックしたいのですが靴などを履いている場合はそれが難しい場合もありますのでパートナーが押して感覚でチェックしてもOKです。
今日は靴を履いた状態でのチェックだったのでパートナーである私が手で押して確認していきます。
右足が開きにくいことが写真からもわかると思います。
これを修正するために施術を行いました。
その後の再評価を行います。
嬉しい声ですね。
しっかりと開くようになりました。
自信はありましたが、少しどや顔になってしまいました。(笑)
骨盤もそうですが修正するときに「左右差」を改善することが目的であれば修正をするのは「より状態が悪い方」だけを行いましょう。
点数で例えると、左が20点 右が50点だったとします。
すると左の状態をよくして、左が50点になりました。
すると左50点、右も50点で差が消えましたね!
ここで右も施術をしてしまうとどうなるでしょうか??
左50点、右80点となり結果振出しに戻ってしまうのです。
目的にもよりますが「左右差」を取り除くことが目的であればより悪い方だけを行いましょう。
2つ目の骨盤チェックです。
骨盤は開きやすさ、閉じやすさの歪みがあると先ほど解説しました。
他にも、前に倒れていたり、後ろに倒れていたりもします。
これも左右で違ったりするんですよ!
まずは「アリステスト」と呼ばれるテストでそれを確認していきます。
のちほどまた書きますが、アリステストでは骨盤の傾きの疑いはチェックできますが、違う箇所の歪みを見つけるときにも使えるので、簡単に言えば骨盤の傾きの可能性も完全には断定できません。
さて、つま先の位置を合わせて上向きに寝ています。
膝は90度に曲がっています。
膝の高さが左右で異なることが分かると思います。
膝の高さが低いということは足が短いと判断します。
「本当に短いの」「骨盤が歪んでいて短くみえる」
の2つの可能性がここで出てくるわけです。
つまり、骨盤が後ろに傾いていて足が短く見えている可能性
もしくは、脛骨といって足の骨が短い可能性があります。
※膝の空間が狭くなっている可能性も含めて。
困りましたね。2つどちらか分からないと何をしていいのかが分かりません。
そういう時に2次テストといわれるテストを行います。
こうやって段階的に可能性をつぶしながら断定していくことをスクリーニングテストと呼びます。(スクリーニング→ふるいにかけるという意味)
さて、今回のスクリーニング方法はセルフチェックで家でできるものを紹介します。
両手を腰の下にある空洞になっている部分に入れていきます。
中指と中指が当たるまで押し込んで大丈夫です。
そうすると体の重みや、逆に空洞の開き方が左右の手にかかる感覚で違うことが多いです。
空洞が空きすぎてグーが握れそう→前傾
手が押しつぶされる→後傾
と判断できます。
基準は手がすーっと問題なく入っていける程度の間隔が正常値です。
今回の場合、片側が押しつぶされる感覚がありました。
これは先ほどアリステストで膝が低くて短いと判断した側のあしでした。
つまり、ここで2つとものテストに引っかかった形になります。
我々はこれを「陽性」と呼んでいます。
ここで、初めて後傾であると断定していきます。
さて、施術を行いました。
施術が終わった後にもう一度再評価を行います。
再評価の結果、先ほど押しつぶされていた方が逆に空洞が広がったように逆転した感覚があったそうです。
これはつまり、後傾が修正出来たことを意味します。
運動やトレーニングをするうえで、
効果や安全性を考えると評価と修正は必ず行った方がいいと私は考えています。
さて、今日は骨盤が良く動くようになったお客様。
写真のようにニコニコの状態です。
なので、
ここから地獄のスクワットを行いました(笑)