コロナウイルスと運動やトレーニングの関係性
公開日:2020.04.17 , 最終更新日:2020.04.20 | ダイエット 未分類 |
こんにちは!福岡の博多にある格安パーソナルジム トータルケアラボです。
トータルケアラボは今現在、緊急事態宣言による休業要請を受け5/6日まで臨時休業中です。
今日はそんなコロナウイルスと、運動やトレーニングについての関係性をお話していきたいと思います。
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目次
1.コロナウイルスとはつまり何なのか?
2.免疫力を上げるということ
3.運動、トレーニングが役に立つ
4.自宅自粛中に何をすべきなのか??
では本文へどうぞ!
1.コロナウイルスとはつまり何なのか?
コロナウイルスというウイルス自体は、既存の風邪のウイルスとして知られているごく一般的なウイルスです。その種類は4つあると言われています。
それ以外に重症化する恐れのあるコロナウイルスが2つあります。
流行した時にニュースなどで名前を聞いたこともある方は多いのではないでしょうか??
1つはSARSコロナウイルス.2つ目はMERSコロナウイルスです。
この合計6つは既存のコロナウイルスといわれます。
今回の新型コロナウイルスはSARSコロナウイルスⅡといわれることもあって、似ている系統のウイルスだと言われています。
喉や鼻に親和性が高く、浸透して痛くなりやすいです。
今回のウイルスは下気道(肺)に入りやすい病毒性をもっているようです。
広がりやすさも高いと言われています。
重症化しやすい方は基礎疾患がある方、高齢者の方は特に注意が必要です。
相対的には子どもたちは感染はしていても、重症化するリスクは少し低いようです。
中国で発症した新型コロナウイルスですが、ワクチンがまだ発見されてないことが現状です。
しかし、3次元構造解析を中国が早い段階で行えたため、どのような薬が効果がありそうなのかというリストアップは早い段階で完了しています。
ここからは、試験を繰り返しその後に治験を人体で行っていく過程が必要となってきます。しかし、それにはまだ時間がかかると思います。
重症化した時の治療方法としては肺炎の支持療法として、酸素吸入→陽圧によって肺を膨らませて呼吸をサポート→人工呼吸器→ECMOと呼ばれる人工肺生命維持装置という流れで治療が行われているようです。
ということは、治療に重篤化した方は治療装置が必要となります。
治療装置は医療機関にしかありませんので軽症の方や症状がない方を病院からホテルなどに移動させているというのは重症化する方のために医療施設や医療器具の数を残さないといけないから行われているのです。
2.免疫力を上げるということ
コロナに限らず、ウイルス等や病気にも対抗できる体を作っておきたいものです。
ウイルスを殺せる体や習慣を身に着けていく。
とても大事なことなのではないでしょうか。
「ダイエットは健康改善の1部にしかすぎない」
TCLではそう思っています。
筋肉がついて脂肪が落ちて見た目が整っていても、内臓が疲れて疲弊してダメージを受けていたりする方も多いですし。
そもそも健康とは身体的な要素だけではなく、精神的にも社会的にも充実していないといけません。
TCLでは社会的な充実が総合的な健康を下支えしているという思いからオンラインサロンを行っているのです。
話は逸れましたが、ウイルスなどを殺せる体を作るとなると着目したいものが免疫力という言葉です。
もともとウェイトトレーニングは旧東ドイツで免疫力を高め、富国強兵のために整備されたと以前ブログにて解説したことがあります。
その「免疫力」とは皆さん口や耳にしたことはあるとは思いますが説明できる方って意外と少ないと思います。
免疫力について少し見ていきましょう
免疫力とは一言で言ってしまえば生命のリスクから逃れる力のことを意味します。
自己の細胞と非自己(ウイルスなどの外的要因のことです)を「判別」し、
非自己を「殺傷、抹殺」する力の総称です。
免疫力のことを自然治癒力と言ったりしますよね。
この免疫力が機能しなくなる恐ろしい病気があります。
原発性免疫不全症候群や後天性免疫不全症候群(AIDS)です。
免疫が機能しないと人は生きていくことが出来ません。
とても大事な機能なのです。
この免疫の機能のために働いているのが「免疫細胞」と「免疫系」です。
免疫細胞とは白血球のマクロファージ、リンパ球、顆粒球です。
白血球とは実はいろんな種類があることをご存知ですか??
白血球は赤血球や血漿の仲間なんですが、サイズは16μmと赤血球の倍のサイズです。
運動性が唯一あって、サイズも大きいし核も存在して動き回ります。悪い非自己を取り込んで抹殺する仕事をしています。
種類としては5種類。
顆粒球や好中球と呼ばれる正式名称は顆粒白血球。
樹状細胞、マクロファージ、リンパ球β細胞、リンパ球T細胞です。
難しいですね。覚えなくていいですよ。(笑)
これら白血球は骨髄といわれるところで作られています。
リンパ球はβ細胞はその後、脾臓で成熟していきます。
T細胞は胸腺で成熟していきます。
また、白血球は遊走といって体内のいたるところにでも自分で移動をする能力があります。
炎症や細菌のいる場所に自分で攻め込むんですね。
まるで戦国時代ですね。(笑)
この遊走を行うときに連れていくのが血小板です。
血小板は血小板-白血球複合体という組織になって、例えば傷ついた場所などでは殺菌や出血を止めるあのかさぶたになりやすい形に変化したりします。
わー、優秀なコンビですね。
運び屋は白血球、パートナーは血小板ですね。
抗原体といわれる非自己物質が体内に入ってきたときにまず最初に働くのは、自然免疫といわれる機能です。先天性免疫とも言います。
いわゆる私たちが想像している免疫はこちらになります。
自然免疫でも対処できなかった場合、獲得免疫という機能が働きます。
つまり「今のコロナの状態です」
あー、前書きが長かった。。
その獲得免疫にも2つあって、まず最初に行われるのが体液性免疫といわれるものです。
こちらは抗体をつくる免疫機能です。つまり、体内で次に襲ってきてもワクチンあるからもう発症しないよ!!
って言える免疫ですね。
それでもだめだった場合が、細胞性免疫です。
簡単に言うと細胞が非自己物質を食べてポイっと排泄されちゃう免疫です。
ここからは余談ですし、根拠もないので気にしないでください。
私がコロナで気になっているのは
「コロナはきっと細胞性免疫が働いているだろう」という情報が存在すること
「細胞性免疫には抗体を作る機能はない」という事実です。
これ言葉が難しいからぴんと来ない子も知れないですけど、
「次コロナが来てもまた1からかかっていく可能性がある」
ということが言えるのではないでしょうか。
これが事実だとすると、めっちゃ怖いです。
3.運動、トレーニングが役に立つ
緊急事態宣言が出ている今、不要不急の外出は避けるようにと国民一丸となって努力している今。
自宅にずっといてくださいという意味で、#STAY HOME 運動が盛んとなっています。
この時期は自宅にずっといるということで運動不足に陥ることも多いのではないでしょうか??
運動をすると、何となく今はコロナウイルス対策にいいかも!と思っている方も多いのではないでしょうか。
運動と免疫という関係性はここ10年は活発的に研究が進んできています。
まず、有酸素的な運動をすると免疫にどう影響があるのでしょうか。
まずは運動している瞬間の免疫系の反応を見ていきましょう。
1時間を越さない時間の短時間運動と、1時間を越す持続的な運動で少し効果は変わってきます。
まず、短時間の運動は血中の白血球数は増加します。
免疫を司る白血球ですから増加することは良いことですね。
運動強度にもよりますが、リンパ球が増加します。
その中でも特にNK細胞というリンパ球が増加します。
NK細胞とはナチュラルキラー細胞といいまして、特に非自己を攻撃撃退してくれる細胞群となっています。
他にも、好中球、好酸球、単球も一時的に増えていきます。
この中でも運動後は好中球はなめらかに減少をしていくのですが好中球は運動後一気に増加します。
この好中球とは白血球の中でも60%の割合で存在していて、運動性と食用性(異物を食べる)を中心に行う役割です。
この好中球やNK細胞が増えるということが大切なことですね。
1時間を越す運動では好中球の増加が顕著になってきます。
運動を行うことで免疫系に刺激が入ることがこれでご理解いただけたかとは思います。免疫に刺激を入れるということが長期的に見ても、免疫系の活動を活発化させることが科学的にも立証されています。
さて、有酸素運動的な運動をこれまでは見てきました。
ではウェイトトレーニングのような筋肉をつけることを目的とした運動はどうでしょうか。
結論から言いますと、効果はあります。
ウェイトトレーニングをすることで筋肉力が増えますと、体温が上昇します。
1度体温が上昇すると30%の免疫力が上昇します。
逆に言えば、1度下がれば30%の免疫力が下がっていきます。
これは体温が上がることで白血球の活動能力が変わることが原因しています。
つまり、有酸素運動とウェイトトレーニングを合わせて行うと最強の組み合わせですね。
そこでトータルケアラボでは有酸素運動をいつも推奨しています。
30分からの歩行でも構わないんです。
免疫系に刺激を入れるだけではなく、脂肪燃焼にも効果がありますよ。
特に朝食前の有酸素運動は脂肪燃焼効果も高いと言われています。
また、補足にはなりますが体温を上げることがコツとなりますので注意しないといけないことを上げていきます。
まず、バランスの乱れた食生活です。
PFCバランスという食事のバランスがあるのですが、タンパク質、脂質、炭水化物のバランスを取りながらの食事が大切となります。
脂肪過多、糖質過多も良くありませんが極端にタンパク質を増やして糖質をカットしたり、脂質をカットすることも良くないと言われています。
強度の強い運動は免疫を長期的にみると上げてくれますが、運動直後は、滑らかに免疫力は下がってしまいます。
そこで食事によって回復させたいところですが、食事まで栄養が足りないとそのまま非自己物質であるウイルスに立ち向かうことが難しいかもしれません。
4.自宅自粛中に何をすべきなのか??
自宅にずっといることで運動の選択肢も狭まってしまいます。
しかし、家の中でもトレーニングは可能です。
トータルケアラボでは家で可能な運動をwebで紹介しています。