【テニス】インパクトを強くするためのテイクバックのエクササイズ
公開日:2020.08.07 | スポーツ |
こんにちは!トータルケアラボです
今日はテニスをされている方に役立つ情報かなと思います。
他にもバドミントンやゴルフなど、スイングがあるスポーツには役に立つと思います。
さて、今回のレッスンはテニスプレイヤーの上原さんです。
上原さんとは以前に機能的な肩の作り方という動画をアップしております。
今日は作り方というより、動作の部分です。
テニスのスイングで最も大切な部分といえばインパクトです。
ラケットとボールが当たる瞬間ですね。
これはゴルフであっても、野球やバドミントンでも同じことだと思います。
スイングをするスポーツには、テイクバック→スローイング(アプローチ)→インパクト→フォロースルーが一般的な流れです。
このインパクトに力を発揮することで打球は強く飛んでいきます。
今回の動画では、そのインパクトを強くするためには「筋トレ」ではなく、「無駄な力を省く」というアプローチの仕方で進めます。
まず最初に検証をおこないます。
筋肉には2つの種類があると考えてほしいのですが、「アウターマッスル」と「インナーマッスル」です。
アウターマッスルは力を大きく発揮するときに使われます。
インナーマッスルは身体のコアな部分にあるので、姿勢を安定させるときに使われます。
最初に行う検証ではアウターマッスルの特徴を知っててほしいなと思います。
アウターマッスルは一瞬の力を発揮することには向いているのですが、持続的に力を入れた後に瞬発的な力は発揮できないという点です。
アウターマッスルは力を入れた後は、力が抜けてしまう代わりに、
リラックスした状態から一気に力を入れるということには向いています。
詳しくは動画で確認してくださいね。
テイクバックをアウターの力を使って行ってしまうと、インパクトの時に弱くなってしまうことが考えられます。
そこで大切になってくるのは、テイクバック動作をいかにインナーの力を発揮させてあげられるか、そしてリラックスできるか
ということが大切になってきます。
レッスンでは、まずはインナーマッスルの力を発揮させることに邪魔をしている筋肉を整える「コンディショニング」からはじめました。
テイクバックのトレーニングターゲットは「肩関節」です
肩関節の動作でも、テイクバックに使う動作は外転と水平外旋です。
コンディショニングではこの動作に影響のある、小胸筋と前鋸筋を整えて菱形筋を力が入るようにしていきました。
トレーニングでは水平外旋に使われる筋出力を高めるために「エクスターナルローテーションエクササイズ」を行いました。
その後、外転動作で使われるインナーマッスルを使えるようにするために「エンプティカンエクササイズ」を行いました。
テイクバックの動作を復習するためにゴムチューブを用いて回転運動の練習をして終わりという流れでした。
詳細は動画で確認してください。
レッスン前とレッスンあとのメディスンボールのスローイングでも、スムーズさが全く違うことが見てわかっていただけると思います。
それぞれの種目は1分間1セットを目安に行うといいと思います。