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【meX】脂肪を直接分解するペプチドを日本が開発中

公開日:2021.03.09 | ダイエット |

こんにちは。Total Care Labのトレーナー鳥飼です。

トレーナーは職業柄、様々な研究や論文に目を通す仕事です。

その中でも、2020年度神戸大学新技術説明会で私が注目した研究が理学研究科化学研究員の飯田 禎弘先生です。

簡単に内容をお伝えすると、

「脂肪を直接分解するペプチドを開発してしまう技術に成功した」

ということです。

いや、これ凄いことなんですよ!みんなペプチド配合のサプリ飲むと脂肪って燃焼するじゃん・・・って思ってますけど、あれは間接的に燃焼をサポートしているだけなんです。

この新技術は「直接脂肪を分解すること」が出来るんです。

まず、ペプチドについて解説をしていきたいと思います。

2018年に特許も取得されている技術なので、出来るだけ先生の発表に沿って違うことを書かないように気を付けます。

よろしくお願いします。

飯田先生は、理学博士の学位を取得されており、2008年よりペプチド開発研究に携わられております。
2009年からレアメタルを回収するペプチドを研究
2012年から脂質を分解するペプチド研究
2014年からペプチドの発展系となるタンパク質を分解するペプチド研究

そして2017年からは産総研と共同研究を実施されております。

開発のきっかけは先生が太っていて、どうしたら楽に痩せれるのかっていうことを考えた結果、研究することになったそうです。

世界の肥満者は人口の約10%だといわれています。
肥満は、様々な疾患に繋がっており、大きな問題です。
肥満について解説します。

トリグリセリド(=中性脂肪)とコレステロールエステルがリン皮質に覆われている状態を脂肪滴というのですが、これが肥大し大きくなった状態の脂肪細胞が多数存在している状態です。

トリグリセリドは、脂肪酸とグリセロールがエステル結合している物質です。

ということは、エステル結合を分解することで、脂肪細胞の縮小が可能になります。

根本となる原因を解消することができるのではないかと考えられたんですね。

デザインペプチド(ペプチドを人工的に設計すること)とは一体どんな作業なのか解説します。

ペプチドというものはアミノ酸同士がペプチド結合によって繋がっていったものです。

ペプチド結合は多く結合を進めていくといわゆる、タンパク質と呼ばれます。

天然のアミノ酸は20種類あります。

このアミノ酸が繋がったペプチドの種類は20のn乗という組み合わせがあり、
天文学的数字になります。

その結合の組み合わせ次第でそれぞれの効果を狙う配率を見出すことが容易にできるんです。これがペプチドの人工設計というものです。

脂質分解酵素機能を持つペプチドについて人工設計を行っています。

従来の技術ですでにエステル結合を分解するペプチドは発表をされています。

しかし、脂質を直接分解するペプチドというものは報告はありません。
また抗肥満薬の報告もありますが、

それらは、食欲抑制や脂質の吸収を防ぐなど、間接的な効果で副作用も確認されていることが知られています。

これらは根本的な解決には繋がっていないと考えられます。

そこで新技術の開発は大きな価値があるということになるんです。

新技術では、トリグリセリドをグルコースと脂肪酸にを分解するペプチドを開発しています。

運動で脂肪を燃焼するときには、運動によってリパーゼという酵素が分泌されます。

リパーゼによってトリグリセリドを脂肪酸とグルコースに分解していくんですね。

この同じ効果が新技術のペプチドを摂取するだけで実証されています。
更に、運動よりも大きな期待が出来ることがあります。

トリグリセリドにはの3つのエステル結合が存在するのですが

先ほど説明した天然の脂質分解酵素リパーゼは3つある結合のうち一つしか分解しません。

新技術ペプチドは3つの結合を全て分解できるんです。

脂肪に直接、効率よく働く作用です。

摂取した後のお話をしていきます。

ペプチドは小さいので、タンパク質では入れないような狭い隙間に入ることができます。
天然の脂質分解酵素リパーゼのサイズは200~300のぐらいのアミノ酸で繋がっていて、5nmぐらいの大きさになっています。

一方、新技術のペプチドは30のアミノ酸が繋がっていて、1nmから2nmぐらいの大きさです。

ものすごく小さくなったんです。

そのため、天然に存在する酵素のタンパク質よりも10分の1ぐらい小さいものができています。

このようなペプチドはタンパク質よりも短いため、合成して形を変える「変位」だったり効果を追加する「機能付与」が簡単にできます。

ではどうやって設計していくのでしょうか。

アミノ酸の配合の中にセリン、ヒスチジン、アスパラギン酸をどのような配置が適切かを探していく作業になります。

これらアミノ酸、セリン、ヒスチジン、アスパラギン酸が適切な配置をとることによって、分子のエステル結合を切ることができます。

ペプチド脂質をこの間に挟むことによって、両側から攻撃し、脂質を分解する。

この

新技術のペプチドはmeXと命名されました。

この設計に際して、
me5といわれる5段階目までの効率性を既に発表されているのですが、実は未発表の更に効率の高い配合も先生は見つけられているとのことです。
me5のペプチドよりもさらに短く、さらに高機能を見出しております。

この技術を応用することにより、脂肪分解するという直接作用での抗肥満薬が期待できます。
さらに今までの抗肥満薬では食事制限や運動などが必要でありましたが、化学的に分解することが可能なので「代謝による脂肪減少」が可能になります。

ここからは鳥飼の個人的に今後期待する流れです。

運動が必要ないという結果もあるかもしれませんが、「筋量」が減ると基礎代謝量が落ち、基礎体温の減少、免疫力の低下

更には運動器の弱体化による萎縮硬化。

その先に待つのはQOLの低下、サルコペニア

私はボディメイクも大切だとは思いますが、優先的に危惧しているのはそういう運動器である筋肉が減少することで起きている危機です。

しかし、世の中のトレーニングを行っている方の多くはボディメイクなのです。

では、トレーニングと今回のペプチドを組み合わせることでトレーニングの効果と脂質を落とすサポートを組み合わせることが出来る。

食事制限や有酸素運動の負担が減る。

食事のストレスも

脂肪燃焼を目的とする長時間の有酸素運動によるの生活時間の圧迫も

これで負担が大きく減る。

これは未来が変わる、人生が変わる大きなことです。

ストレスと時間を摂られることが一番の敵ですから。

どんどん新しいことに挑戦している先生の研究に、弊社もすこしばかりお役に立てることを願ってこのブログを締めさせていただきます。

未来が楽しみです。

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