便秘って何?なぜ便秘はダイエットの敵なのか
公開日:2021.03.17 | ダイエット |
みなさんこんにちは。TtalCareLabの鳥飼です。
本日は便秘の種類と仕組み・後半はダイエットとダイエットの関係について解説していきます。
便秘は4種類にわかれてます。食事性便秘、直腸性便秘、弛緩性便秘、痙攣性便秘。まずはメカニズムを理解していきたいのですがその前に、食物繊維について見ていきます。
よく便秘には食物繊維が効くっていうふうに言われていますよね。
それってなぜでしょうか?そもそも食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。2種類は正反対の役割を持ち合わせています。
不溶性食物繊維っていうのは、成分を吸収して自ら膨らむ性質があります。
そのため、便の体積を増やして腸を刺激する役割を持っています。
主な不溶性食物繊維に該当する食材は大豆やごぼうです。
対して水溶性食物繊維っていうのは、水に溶ける性質があります。なので便の水分に溶けて、便の水分量を増加させる働きがあります。つまり、便を柔らかくしてくれる役割を持っています。
主なものとしてワカメと芋です。
なので便秘のタイプによって、食材を使い分けることが大切です。
簡単に言うと水溶性食物繊維は、自身に水分を含んでいて、更に水分に溶けるので、水分量が増加して柔らかい便にする働きがあります。
それに対して不溶性食物繊維は逆に周りの水分を吸収するんですね。
便の体積を増やして腸を刺激してくれます。
そのため不溶性食物繊維をとることによって腸蠕動が活発になります。
こんな感じで不溶性食物繊維っていうのは腸に行ったら、そのいろんなとこから水分を吸収して、自らがどんどんどんどん大きくなっていきます。
では便秘の種類です。
先ほども話題に出したんですけど便秘には4種類あります。
食事性便秘
食事が少なかったり食物繊維の少ない食事が原因でなる便秘です。
要は便の量自体が減っちゃうんですね。
直腸性便秘
これは排便反射を無視しているのが原因です。
排便したいのにずっと我慢している状態を続けることによって、いずれは排便が出きなくなってしまう状態です。
弛緩性便秘
運動不足とか、神経障害、よく糖尿病とかが原因でなります。
痙攣性便秘
腸管が痙攣しちゃって、輸送ができないタイプです。
なので便が進めない状態のことを痙攣性便秘というふうに言います。
食事性便秘っていうのは、食物繊維の少ない偏った食事とか、そもそもの食事量が少ないと便量が少なくなるので、便が出ないみたいな感じになっちゃいます。
食事量が少ないことが原因なので、たくさん食事をとればいいんですね。
あとは食物繊維の多い野菜、先ほど言った弁の体積を増やしてくれるような不溶性食物繊維とかをとると、腸を刺激していくと便がたくさん出るようになっていきます。あとは野菜とか果物をたくさん摂取して食事量を増やしていきましょう。
続いて直腸性便秘です。
旅行などトイレにすぐいけない時、便秘になったりしませんか?
あれって実は直腸性便秘なんですね。
これ原因としては排便したいのにずっと我慢していることによって、いずれは排便とか刺激を感じることがなくなってきちゃうっていうのが、直腸性便秘です。
あとは下剤とか浣腸乱用することによって、生理的な排便反射関係なくなってしまうことによって、いずれは排便することができなくなってしまう。
これが直腸性便秘です。
基本的な治療方法としては排便習慣をつけることが大切です。
例えば人間って一番便が出る時間っていうのは、ご飯を食べた直後なんですね。
ご飯を食べた直後って結腸反射っていう反射が起こるので、腸がすごい活発になるんです。
なので食事を食べた後、便意がなくてもトイレにちょっと座ってみたりすると、意外と便が出てくることがあります。
なので直腸性便秘だなって思う人は、ご飯を食べた後とかトイレに座ってみる習慣をつけるのもいいかもしれません。
続いて弛緩性便秘です。
腸の緊張が低下しちゃって腸の蠕動運動がなくなってしまうこと。
あるいは便があることに腸が気づいていないので、腸蠕動が起きないこと。
これを弛緩性便秘っていうふうに言います。
原因としては長期臥床だったり、運動不足が原因です。
本来、運動とか活動すると腸に刺激がいって腸の緊張が保たれて腸蠕動が起こるんですけど、この運動不足とか長期臥床によって腸に刺激がいかなくなると緊張が低下しちゃうんですね。
そうすると、腸が伸びきった状態になってしまうので、腸蠕動が起こらなくて弛緩性便秘になってしまいます。
あともう一つの原因として便があることに腸が気づいていない。
糖尿病とか、あとは自律神経障害によって、この便を感じる神経っていうのが壊れちゃうんですね。本来は腸に便が来ると、便器たなっていう神経が働くんですけど、TMとか自律神経障害によって、この便を感じる神経っていうのが駄目になってしまうので、腸は便があることに気づきません。
腸蠕動が起きないですね。そうすると便秘になっていきます。
弛緩性便秘っていうのは、腸の緊張が低下しちゃって腸蠕動がなくなることだったり、あとは弁があること自体に、腸が気づいていないので、そもそも腸蠕動が起こらないという便秘のことを弛緩性便秘というふうに言います。
原因としては運動不足だったり長期臥床、この運動不足や長期臥床によって腸の緊張が低下しちゃうので、便秘になってしまいます。
不溶性食物繊維の摂取、不溶性食物繊維っていうのは、便の体積を増やす働きがあります。不溶性食物繊維っていうのは、周りが水分を吸収していいからで、
どんどん自分自身が大きくなっていって最終的には便の体積を増やしてくれます。便の体積を増やすということはそれだけ腸に刺激がいくことになるので、腸蠕動が活発になるんですね。なので便の体積を増やすことによって腸に便があることを気づいてもらって、便秘を解消していきます。
治療方法の2つ目、
これが適度な運動ですね。
運動によって腸を刺激して腸蠕動を活発化させることで便秘を解消していきます
痙攣性便秘は、腸がプルプルプルプル震えちゃって、けいれんしてる部位とかが狭くなっちゃうので、これ以上先に便がいけないんですね。
なので、腸が痙攣状態になることによって便の輸送が妨げられてしまいます。
よく原因の一つとして言われるのが、過敏性腸症候群ってやつですね。この辺も興味があったら自身で調べてみてください。
さて、便秘になるとなんで痩せないのか?
まず便が排出しなくなるっていうところが問題なわけですね。
本来であれば、自分の中のいらないものを、便として排出してくれます数字でなんとなく表すですね、100gっていういらないものがあれば、排便で100g出してくれるわけなんです。
排便はマイナス、引き算なんですね。
ただし排便がなくなるってことは引き算されないです
シンプルに体重に乗っかってきて体重の減少は止まります。
シンプルな理由をもうひとつ紹介します。
1日に排便で500g出していた人が3日間便秘になると
普通に考えたら3倍の量が改善されたとき排便されないとおかしいじゃないですか。1500g。でも便秘のときってそんな出ます?
出ないんですよね。むしろ少ないかなとか。
たまってたはずなのに・・・・
これどこに行ったんでしょうね?
はい、気づいた方もいますよね。
小腸の再吸収機構は40時間で活動します。
つまりいらないと思って排出しようと思ったのに、排出されないから腸が再吸収して血管に溶け込むんです。
便には毒素なども多く含まれていますが、それがもう一度体内に戻ってくるわけです。
最悪の足し算ですよね。
おならも我慢すると同じことが起きます。
遠慮なくした方がどんな薬飲むより役に立ちますよ。
便とおならの我慢は毒を飲んでることと同じです。
消化吸収器官ですね。
もう2倍のですね、損が出てしまうんですね。
こういったことから便秘になると、自分のところから引き算できないしさらに戻ってきちゃう。
毒素が入ってくるので解毒に臓器は働いて代謝も起きない。
体質も悪くなる。
痩せない理由になっているわけですね。